よくわかる保険ガイド

社会保険について

国民年金保険

国民年金保険とは?

国民年金保険とは、基礎年金制度とも呼ばれる、20歳以上の全ての国民が加入する年金制度です。1959年に国民年金法が成立し開始されました。それ以前に恩給や、厚生年金制度がおこなわれていましたが、農林水産業者や自営業者を営む多くの国民には、何の保障もおこなわれていませんでした。その状況を改善し、全ての人が安心して生活できるようにと、国民皆保険制度として誕生したのです。
20歳を超えた国民は必ず国民年金に加入しなければなりません。国民年金では、加入した被保険者を3種類に分けていて、それぞれ保険料の負担方法が異なります。第2号被保険者とは、厚生年金保険や共済年金保険に加入する人を指します。雇用主と加入者が、給与額に応じて折半して支払います。第3号被保険者とは、第2号被保険者の配偶者のことです。保険料の負担はありません。第1号被保険者とは、それ以外の人で、自営業者や学生があてはまります。

20歳以上は必ず加入しなければならない?

20歳以上は必ず加入して、保険料を納めなければなりませんが、学生や低所得者に対する救済制度があります。
学生に対する救済制度とは、学生納付特例制度と呼ばれるものです。大学や短期大学、専門学校に在学する人のことをいいます。夜間や通信課程でも対象となります。在学期間、申請をおこなうことで保険料の納付が猶予されます。ただし、所得の制限があります。65歳になって、国民年金の受給を受けるには、合計で25年の加入期間が必要です。この制度を利用して猶予を受けた期間もこの25年にあてはめることができます。しかし、実際に受給する金額の算出の期間には含まれません。つまり期間中保険料を納付していた人のほうが、受け取れる受給額が多くなります。この制度を利用するためには、必ず毎年の申請が必要です。申請を忘れて未加入になってしまい、その間に障害を負ってしまうと障害者年金を受けることができません。忘れずに申請しましょう。
保険料の納付が経済的に困難な低所得者に向けた免除制度もあります。所得額により、全額免除もしくは一部が免除されます。全額免除の制限とは、(扶養親族などの数+1)×35万円+22万円です。年間所得額がこれを超えない範囲であれば、申請をおこなうことで免除となります。しかし、実際には1/3を納付した扱いになるため、受給できる額も減少します。

老齢基礎年金を受けるには…

老齢基礎年金給付を受けるには、合計で25年間以上保険料を負担している必要があります。
65歳以上から受け取ることができますが、受給申請手続きにあたる裁定請求をおこなう必要があります。その年齢が近くなったら年金手帳と戸籍抄本を沿えて、暫定請求をおこないましょう。

 
 

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