や―よ(約款〜)
約款
(やっかん)
保険用語でいう約款とは、複数のユーザーとの契約を円滑に進めるために、あらかじめ保険会社により決められた保険の内容についての定めです。加入者と保険会社、双方の権利と義務について定められており、保険金の支払いや、保障の可否など全てこの約款に基づいておこなわれます。保険料の受け取り時に「この内容は保証されると思っていた」「契約時に受けていた説明と違う」というトラブルが、しばしば起こっています。大きな地震に見舞われ、その影響による火災で家屋を失ってしまったが、加入していた火災保険の補償対象外で、保険金が支払われなかった、という事例はよく知られています。保険に加入する際には、勧誘者の言葉を鵜呑みにせず、約款と内容と説明をつき合わせて、不明な点をなくしておくようにしましょう。
要介護認定
(ようかいごにんてい)
公的な介護保険の、受給資格を認定する基準です。65歳以上の被保険者と、40歳以上65歳未満の特定の病気にかかっている被保険者が、自立して生活できるのか、どの程度の介護を必要としているのかを5段階で認定し、それに応じて民間の介護サービスを介護保険の給付を受けながら利用することができます。
要支援認定
(ようしえんにんてい)
公的な介護保険の、受給資格を認定する要介護認定の基準に満たない人に対する、認定基準です。65歳以上の被保険者と、40歳以上65歳未満の特定の病気にかかっている被保険者が、介護保険を利用しようとすると、要介護認定を受ける必要があります。要介護認定に当てはまらないと判断されたものの、自立して生活をおくる能力が低下している人で、介護予防サービスを受けることで改善が見られる場合に認定されます。
予定利率
(よていりりつ)
保険会社が、資産を運用して上げる利益率を、生命保険の契約者に対して約束したものです。予定利率を反映して、契約者の支払う保険料金が割り引かれています。予定利率は契約時に約束され、基本的に期間満了まで変化することはありません。しかし、バブル崩壊以後、保険会社が計画通りに運用収益を上げることができず、逆ざや状態に陥ってしまいました。契約者に約束した予定利率を達成することができず、そのことがネックになって多くの保険会社が破綻してしまいました。保険会社の破綻は社会的影響が極めて大きいことから、2003年に保険業法が改正され、それまで禁止されていた契約後の予定利率の引き下げが可能になりました。利率の引き下げには政府の認証が必要で、引き下げをおこなわなければ保険会社が破綻してしまうような状況になった場合に限っています。
